「憧れの暮らしは性能とデザイン力で決まる」 奈良の注文住宅ガイド » 奈良で注文住宅を建てる上での基礎知識

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奈良で注文住宅を建てる上での基礎知識

注文住宅を建てる機会は一生のうち何度もないかもしれません。はじめての注文住宅づくりで失敗しないためにも、抑えておきたい基礎知識をまとめました。奈良で注文住宅を建てたいと考えている方は、ぜほ参考にしてみてください。

奈良の風土に適した家づくり(素材の話)

奈良県の気候は、夏の気温が高く冬は寒い傾向があります。地域によっては夏の湿度が気になったり、冬の寒さが厳しかったりしますが、全体としては温暖な気候です。

注文住宅を建てるときは、その地域に合わせた性能の家を建てることが大切。特に、奈良県で気にしたいのは、断熱性能、気密性能、換気性能の3点です。また、長く安全に暮らすためには耐震性能も重要です。

注文住宅の工法の種類

注文住宅は、建築工法がいくつかあり、その種類によって建てられる性能に違いがあります。

一般的なのは、木造の「木造軸組(在来)工法」「2×4(ツーバイフォー)工法」と鉄筋の「軽量鉄骨造」「重量鉄骨造」「鉄筋コンクリート(RC)工法」の5種類。中でも注文住宅で使われるのは、「木造軸組(在来)工法」「2×4(ツーバイフォー)工法」「軽量鉄骨造」になるでしょう。

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奈良の長期優良住宅の優遇措置

長期間快適に暮らせる家である長期優良住宅を建てると、優遇措置を受けられます。奈良県もその取り組みには熱心です。保全調査を実施したり、税制の特例措置を設けたりしています。所得税の減税、住宅ローンの減税、固定資産税減税期間の延長、登録免許税の税率引き下げなどが具体的なメリットです。

長期優良住宅なら、快適に住めてメンテナンスが楽な上に、資産価値も上がります。また地震保険の割引特典もあるので、注文住宅を建てるなら長期優良住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

各地の土地価格

注文住宅を建てるときに気になることのひとつは、そのエリアの土地価格の傾向です。観光が盛んな奈良県では、コロナウイルスの影響もあり、中心部である奈良市では土地価格が下落傾向にあります。一方で、自然災害の少ない内陸部やアクセスに便利な生駒市や大和郡山市では上昇傾向がみられました。

土地価格の状況も家を建てるエリア選びの指標にしてみてください。

知っておきたい契約の流れとローンの種類

注文住宅を建てる流れは、仮契約をして見積もりしてもらい、その見積もりを元に住宅ローンの審査をして、審査に問題なければ本契約というものです。不動産会社や施工業者に勧められた住宅ローンを利用するケースが多いかもしれませんが、住宅ローンには、金利や返済期間など、いくつか種類があります。今後のライフスタイルに合う住宅ローンを契約することが大切です。

大きく分けると、固定金利の「フラット35」と変動型と固定期間選択型が中心の「民間ローン」があります。