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耐震性能の高い家を建てるための2つの注意点について解説し、耐震性に優れた注文住宅を建てる奈良の工務店を2社紹介します。
耐震等級とは住宅性能表示制度を定めた「品確法」で制定されている建造物の地震に対する強度を表す指標で地震に対する構造躯体の倒壊しにくさを表したものです。耐震性能は3ランクに分かれ、大きな数字になるほど耐震性が高くなります。耐震等級1は震度6強から7に相当する地震に耐えうる強度、耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の耐震強度、最も高いレベルである耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。
免震・制震と混同されることも多いですが、免震は地震による建物の揺れ幅を軽減し建物に地震の揺れが伝わりにくい構造を目指すものです。制震は建物内部にダンパーなど制震部材を組み込んで地震の揺れを吸収するものです。
参照元:ウェルネストホーム(https://wellnesthome.jp/802/#:~:text=等級2(等級1の,性能は高くなります。&text=建築基準法(法律)に,即倒壊はしないレベル。)
制震ダンパーは建物の地震の揺れを抑えるために柱や壁などに設置される部材で、繰り返し起こる地震の揺れを吸収し建物の基礎部分の損傷をおさえます。制震ダンパーにはゴムダンパー、オイルダンパー、鋼材ダンパーなどがあります。
ゴムダンパーは伸び縮みするとゆっくりもとに戻るという性質から何度も繰り返し起きる地震に効果がありますが、大型なので施工場所に制限があります。オイルダンパーはオイルの抵抗によって揺れを吸収する仕組みで、あらゆる揺れに効果を発揮する反面、本数が必要になるので費用が高くなると言うデメリットがあります。鋼材ダンパーは金属が曲がる力を熱エネルギーに変えて地震の揺れを軽減します。安値ですが小さな揺れには効果がなく耐久性も低いです。
耐震等級3、制震ダンパーが標準装備の会社
家族のつながりを生む家づくりを大切にし、毎日が会話で溢れる間取りデザインの住まいを提案するライフスケッチ。四季に応じた心地よさだけでなく地震や台風などの自然災害に対する備えを持つことも家づくりの要であると考え、安心と安全が続く家づくりをしています。 地震大国日本の度重なる地震だけでなく台風などの予期せぬ自然災害に耐えられる高耐震性とダメージを受け流し制御する高制震性を重視し、長期優良住宅の耐震等級最高ランク3を満たす住まいを実現しています。
・所在地:奈良県奈良市大安寺西3-8-12
地産地消と地元への強い思いから、梁や柱梁などの構造材から床、天井、建具などの内装材に至るまで、木材のほとんどに奈良県川上村産の吉野杉を使用しています。川上村産の吉野杉は他県産のものに比べ強度が1.4倍あり、奈良県の強度・含水率出荷基準をクリアした奈良県認証材のみ使っています。イムラの住まいの特徴は自由設計と災害に強い家。繰り返しの地震に備える制震システムMIRAIEで耐震等級最高レベルの等級3+を獲得しています。
・所在地:奈良県奈良市三条大路3-2-7-1
性能×デザインに優れた
奈良の注文住宅会社3選
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アールプラスハウス奈良
一級建築士が非日常の
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※【選定基準】快適に過ごせる家の指標となる断熱・制震・気密について、
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